2010/09/29

向島アート展2010 終了

先日、二週間にわたって、向島・鳩の街商店街を中心とした、押上-向島エリアで開催していた「向島アート展2010」が終了した。
ボクは鳩の街商店街の中心にある「チクタク商店」で、大きめの油絵を一枚。墨堤の「カフェ雲水」で小さな”おえかキューブ”という、立方体の木片にお絵描きをしたもので参加。中々の好評を得たようでちょっとホッとしている。
チクタク商店は、チープだけどちょっと洒落たノートや文房具などが楽しい「堂地堂」の商品がならんでいてワクワクする。カフェ雲水は、とても雰囲気のいい秘密基地のようなトコロで、どの駅からも遠いけれど、また訪れたくなる不思議な店だ。珈琲も美味い。

オープニングや終了の打ち上げで、旧知の方々だけでなく、新しく知り合えたクリエイターの人や友人、お店の人など、通った日数は少なかったけど、それなりに楽しめた/楽しんで頂けた展示になったと思う。観に来てくれた方々に改めて感謝。そしてまた来年に向けて、もう動き始めているのであります。こういうのは、観るのも楽しいけど、参加するともっと楽しいと思うのだ。誰かに自分のつくったものを見せたい、観て欲しい、そういう欲求で充分。色々な作品が街の中に溶け込んで、それが素敵な風景になる。その風景の一部が自分のつくったものであれば、きっとステキな気分になれるんじゃないかな、と感じる。

これから年末にかけて、いくつかの展示やイベントに参加する予定なので、まだまだ楽しみは続きそうだ。そして観に来てくれた人が、楽しい気分で家路についてくれたら、と願っているのです。もちろんいつもね。

写真はチクタク商店内での展示の様子。壁の上の方に掛けて、お客様をお出迎え、の図であります。

10月1日(金)〜3日(日)
大阪は中之島公会堂前-リバリバ大阪2010会場で開催される
「ハンドメイド ルアー展 大阪」に、オリジナルのルアーを出品してます。今年の初夏にヨコハマ赤レンガ倉庫で開催された「ルアー展」が好評だったので、大阪でも開催!。ということで、新作を展示予定。今度の週末はお散歩がてらぜひ覗きにきてください。

・ハンドメイドルアー展
日程:10月1日(金)〜3日(日)※1日(金)は展示作業の準備が整った部分より公開いたします。
会場:中之島公会堂前
-リバリバ大阪2010
主催:水都賑わい創出実行委員会
共催:読売新聞、読売テレビ、株式会社健康都市デザイン研究所





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2010/09/19

向島散策如何?

向島アート展2010も中盤となりましたが、中々の好評でまずは目出度いです。
今回ワタクシは、鳩の街商店街の中ほどにある「チクタク商店」で展示しているわけですが、まあ、チクタクさん面白いですよ。小物文房具とかなんかアヤシイグッズとか。結構楽しめます。もちろん、各所のカフェでゆっくり絵を観ながら過ごす、と言うのも素敵でせう。
この休日は是非、向島へゴーイングしようぜ。

ちなみに写真は、ワタクシがTVクルーに取材されているように見えますがもちろん違います。某オッサンを取材してるンですね、彼等は。んで、ココがチクタク商店の入口なのです。
http://mkjart.blog88.fc2.com/




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2010/09/13

本日より向島アート展2010

本日より、東京は下町、向島の鳩の街商店街を中心としたショップやギャラリー、カフェなどで様々なアート作品の展示を行う「向島アート展2010」が、26日まで開催されます。
僕は鳩の街商店街の中心部にある「チクタク商店」で、大きめの油絵を展示。そして隅田川べりにある「カフェ雲水」で、小さなお絵描きを展示。
会期中はワークショップやジャズライブなど様々なイベントが行われるので、お手すきの方は是非向島に散策においでください。ウワサの押上タワー・・・もとい、東京スカイツリーも間近にみることが出来ます。詳しくは以下のWebサイトで。

http://mkjart.blog88.fc2.com/

あ、それから本日13日(月)は、おなじみ・アップルストア渋谷でのイベント開催であります。今日のお題は「まつばらあつしのお絵描きアニメShow その7:手描き風の面白さ」です。夕刻19時より1時間、渋谷においで戴けると嬉しいです。
http://www.apple.com/jp/retail/shibuya/








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2010/09/12

浅草二天門のスグ脇で

土曜日の逢魔が刻に、浅草は浅草寺二天門脇にある「アミューズミュージアム」で、市川準監督の三回忌のイベントのひとつとして開催されていた、ミュージックビデオ・テレビ作品の上映と小川美潮スペシャルライブに出かけてきた。
僕の先輩であるミュージシャンMA*TO師がPAと影シンセを担当するというので、久々に顔を見せに行こうと思ったのだ。あ、MA*TO師は、小川美潮さんとウズマキマズウというバンドで活動している。(もちろん他にもいろいろ活動している天才だぜ!的な人なのだ)

んで、アミューズミュージアムの7階のホールに出かけると、もうそこは満杯情態。老若男女たくさんのヒトでぎっしり。市川監督の人気の高さが伺える。
上映されたのは小川美潮さんが主演したミュージックビデオ「4 to 3 Pictures(1991)」で、僕ははじめて観たのだけれど、若き小川美潮さんの演技力に驚かされた。20年前の東京の景色も何だか懐かしく、未だ埋め立てたばかりの湾岸地区や、東京キネマやアップルストアが建つ前の銀座など、とても新鮮。旧い日本家屋を舞台にしたストーリーも胸キュン(←旧っ!)もので、曲と画面の微妙なアンバランスさがとても素晴らしい。あらためて、市川監督は編集のヒトだな、と感じる。アクション繋ぎが抜群に上手いです。

上映後の小川美潮さんのライヴも素敵だった。アカペラでうたうオープニングの「花の街」では、ちょっと不安定だった声も、うたうに従ってどんどん安定してくる。アンコールの二曲まで1時間ほどの短いライヴだったけれど、会場にいた人たちはみな幸せな気分で家に帰ることが出来ただろうな、と思う。無料で振る舞われたのみものとか、スタッフの応対など、ホスピタリティに優れたイベントは、市川監督の人柄そのものなのかもしれない。




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2010/09/11

合同展示会「EXTRA PREVIEW」で堪能

過日、ゆりかもめの「日の出」駅近くにある複合施設・TABLOIDで開催中の、インテリア・雑貨10社11ブランドによる合同展示会「EXTRA PREVIEW」に出かける。
ワンフロアに収まるほどの小規模な展示会ではあったけれど、中身はかなり充実しており、いろいろな雑貨をじっくりみることが出来たのが収穫。思いの他楽しむことが出来た。
また、各ショップの担当者やデザイナーの方々とお話できたのも勉強になった。ほとんどの人たちは、もちろん僕より若い世代の方々だが、楽しみながら仕事をしている、そのスタイルに共感を覚える。当たり前のことながら、つくるひとが楽しんでつくったら、出来上がったものはきっと楽しいよね、という感じ。

特に気になったのがハイタイド社が参考出品していた「Digi8」という、昔の、もっとハッキリ言えばフジの8ミリカメラのようなデザインの、デジタルムービーカメラ。未だモックアップ状態ではあったけれど、スペックや値段にはかなりグッと来るものがある。こう言った所有することそのものが楽しい・嬉しいというモノが、この会場にはあふれるように並んでいたワケで、それだけでも幸せな気分に浸れる。
帰りのゆりかもめが、近くの会場で行われていた「ギフトショー」帰りの、ソレらしい袋をたくさん下げたサラリーマンの方々で混んでいて、そして彼等がどことなく疲れた表情をしていたけれど、彼等の何パーセントかでも、日の出で降りてこのTABLOIDに足を運べば、きっと少しは幸せな気分になれたんじゃないかと思う。惜しいことをしたね。「EXTRA PREVIEW」の会場には、スーツにネクタイの人は1人もいなかった。





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2010/09/07

懐中雑誌「ぱなし」をどうぞ

ご存知の方はご存知
プロが寄ってたかってつくる
オーバークオリティな同人誌懐中雑誌「ぱなし」。
今月も無事製本してみな様のお手元に届くのを待っております。

先月から始まった有間しのぶさんの新連載まんがをはじめ、いろんなジャンルのいろんな記事がぎっしり詰まって500円。トラベラーズノートのリフィルとして、あるいは、手に持ってお出かけしたり、所有するのが楽しい小さな雑誌です。

毎号の表紙を飾る池永画伯の作品も素敵。みなさんも、是非。
http://panassy.p1.bindsite.jp/index.html





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2010/09/02

旧被服厰跡

9月1日は、毎年恒例となった東京都慰霊堂、すなわち関東大震災で多くの死者を出した旧陸軍被服厰跡へ、お参りをしてきたです。

いつものことながら、慰霊堂の周りの道は露店であふれ、子供たちが走り回るお祭り騒ぎ。靖国神社の「みたままつり」もそうだけど、本来の目的というか、意味をちゃんと次の世代に伝えなきゃいけないんじゃないかと不安になるが、そんなことゆうなら自分でやれよ、と思ったりするので、「みたままつり」も9月1日の慰霊祭にも出向いて行くわけです。
今年はいつも演奏していたモンゴルの二胡弾きの方が居なかったので、ちと寂しい気もするけれど、まあ、坊さんが団体でお経を唱えるのは、正に迫力というか、タマシイが揺さぶられるような気持ちがして、なかなか得難い体験ができます。

暑い日差しの中、お参りに来るのはほとんどが御老体の方々。あと数年もしたらコの人たちの姿も見えなくなり、この風景も様変わりするだろうな、と感じるけれど、周りの露店で遊んでいるたくさんの子供たちの何人かでも、慰霊堂で手を合わせ、記念館でその被害などを見聞きれば、きっと次世代に繋げられるんじゃないかと思ったりもするのです。つか、その親たちもお祭りのつもりで来てるから、慰霊堂にはほとんど入ってこないのがどうにもヤバい感じがしますが、まあ、少しづつでも進んで行けばいいのかな。そんなこと言ってる間に、次の大地震来ちゃいそうな気もするけどさ。

広場ではTBSラジオが、持ち込んだラジオの修理をその場でしてくれたり、消防庁は起震車を、区役所はハザードマップや家具止めのL時金具の配布、そして自衛隊が活動内容のパンフレットやポスターなどの配布でアピールしてたけど、繁盛してるのはTBSのブースぐらい。ドライバ持ってラジオ分解しているのが、若いお姉さんってあたりが現代風。ラジオの修理って、てっきり熟練したオッサンの職人がやるもんだってイメージがあったから・・・。





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