ご存知の方も多いと思いますが、新宿駅西口の地下には「新宿の眼」がありますね。アクリル製で1年中うねうね動いているもんだから、やっぱ何となく気になるですよ。
コレずいぶん昔からあって、たぶん小学生のころに初めて観てなんだかコワイなあとか思ったものです。(調べたら1969年の作品だって)
諸星大二郎さんのマンガでは、この裏にひみつの会社があったりするのですが、何となくそんなヒミツっぽい感じがして、怪しいですねコイツ。だから結構好きな場所でもあります。
しばらく佇んで様子を観ていると、道行くヒトのほとんどはこの眼を見ないで通り過ぎてゆくようです。通る人は誰も見ないのに、壁にあるデカイ眼は通る人みんなを見ている。そしてソレを離れて見ていると、ふと時々、そのゆらゆら揺れているアクリルの瞳の中が、ちょっと動いて、僕の方をチラ見したような気がして「ぎくり」とするです。
この眼は長い間いろんなものをみてきた、それを想うと何かしらの感情がコイツにはあるのかもしれないな、とちょっとだけ考えたりしているのです。
もしかしたらこの下にスンゲーでかいロボ的な何かがいて、その眼の部分だけがここにあるんじゃないか、とかね・・・・。
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