2014/07/09

「うちわ」の展示・クニタチとアズマバシ

過日、国立(コクリツではありません、クニタチですく・に・た・ち)の駅のそばにある「ギャラリー ビブリオ」という、旧い一軒家を改装したギャラリーに行ってきたです。
そんでもって、旧い友人の飯島正敬さんが久々に参加している「国立うちわ市」を観てきたという寸法でございます。

いや、想像以上に面白かったです「うちわ市」。言っちゃえば単にうちわにお絵描きというか、イラスト描いたりしているだけ、なんだけど、うちわサイズに合わせていろいろ工夫して合ったり無かったり。でも楽しんでつくっているのを感じる事ができるし、ひとりひとりのイラストのクオリティが高い事も相まって、もう十分楽しんできたです。釣り糸でブラ下がってるヤツは裏面も描いてあるから、手に取ってみると面白さ2倍、さらにドン。という感じでいいですよ。
玄関上がるときに靴脱ぐので、履き物に注意ね。

さて、そしてもう一つはご近所。
吾妻橋のギャラリー アビアントで開催している「うちわ&ふうりん」展。こちらも友人のオーライタローさんが参加しているので覗いてきたのですが、いやあ、コッチも面白い。
たくさん並んだうちわを手に取って眺めて、ときどきパタパタ煽いだりしていると、実用品という面だけではなく、眺めても楽しめるうちわというフォーマットが、実はけっこうスバラシイのではないかと思うようになったですよ。
元元日本には、うちわとか扇子とかに描かれた絵や書を眺めながら涼を取る、というシステムがあるのだから、このサイズでのお絵描きも、もっともっと楽しめるんじゃないだろうか、と。

図らずも帝都の東西で開かれているうちわの展示。
どちらもじっくり楽しんできたので、まずはご報告。
いやあ、いいなあうちわ。
ちなみに浅草寺で警察の人が配ってた防犯のうちわ持ってたら、アビアントに居合わせたオーライさんに、そんなの貰ってないで買ってよー、と言われちゃいました。ゴメン。

国立うちわ市は7月13日まで
ギャラリー ビブリオ
http://d.hatena.ne.jp/banka-an/

吾妻橋のうちわ&ふうりん展は、ありゃ今日までだ9日。
ギャラリー アビアント
http://abientot.main.jp/14-7-1.html