2011/02/04

プレゼンテーションの重要

過日、日の出駅そばのTABLOIDで開催された「EXTRA PREVIEW #2」のオープニングレセプションに出向いてきたです。今回で2回目の「EXTRA PREVIEW」だけど、出展者が大幅に増えてとても盛況。迷路のようなTABLOIDの中をウロウロするのも結構楽しかったりするです。

実はすぐ近所で開催されている「ギフトショー」は行かんのか?とも考えたですよ。友人たちも何人かクリエイター枠で出展しているので観に行きたいのではあるのけれど、どうもビジネスライクな連中がたくさんいて(ビジネスの場なんだから当たり前なんだけど)、ビジネスライクな対応をされるのがナンともヤな感じで居心地わるい。つか、全般のホスピタリティがなんかショボイっつーか、情けない感じがするのだ。

んでもって「EXTRA PREVIEW」には、若い連中や若くない連中がいろいろな製品ならべて見せてくれる。会場にはネクタイスーツの人はほとんど見当たらず、何となく熱気があり、活気があり、俺たちはコレで勝負するぜ!的な空気がとても気持ちいい。もちろんビジネスライクな対応など皆無で、普段のお喋りのように、楽しそうに自分たちのプロダクトを説明し語ってくれる。観せ方もギフトショーのような大掛かりなものは皆無だけど、ちゃんと心得ている感じがしてその場にいるだけでも実に楽しい。
レセプションも、特にスピーチもなければあいさつもなく、時間になったらゆるゆると始まり、三々五々飲み物を受取り、軽食をつまみながら広い会場をゆらゆら過ごせる。お仕着せのレセプションではない、自分たちで考えわきまえて行動している。特に際立ったサービスはないけれど、いるだけで気持ちいいと言うのは重要だよね。
以前出席したミシュランやフィアット、日仏学院での展示やルノーの製品発表会などなどのレセプションにも通じる気配を感じたですよ。時間も中身もルーズだけど楽しい。適当でゆるゆるだけど気持ちいい。
これだけで「ギフトショー」行かなくてイイやって思っちゃったもん。

んで明けて翌日、某社の新製品発表会にお呼ばれしたので出掛けてきたです。
製品はとても素晴らしいもので、おもわず「使ってみたい」と思わせるチカラを持ってるし、発表も熱の入った楽しいものであったのは確か。
でも、やはりホスピタリティが抜けていると言うか、開発者たちの熱い気持ちとは裏腹のスタッフの超ビジネスライクな応対や、スライドで表示するプレゼンシートのクオリティの低さがなんとも残念。もっともPowerPointを使ったプレゼンテーションで「イイね」と思ったのは殆どないけど、なんて言うのかなあ、日本の会社員の方々で「ちゃんとプレゼンテーション」できる人って本当に少ないよね。
いつも「モッタイナイ」と感じてしまうのが歯がゆい。だってオイラだったらもっと上手くやれる自信あるもん。プレゼンだってあんなダサい、ありきたりのなんてツマランじゃん。エンジニアたちの熱い気持ちに呼応してやれよ、と思う。世間に向けてのアピールなんだから、プレゼンテーションをもっと大事にしようよ。いやホント。単にスライド読んで、ソレと同じものプリントして配るだけならプレゼンしなくてイイじゃん。喋りが下手ならプロ雇いなさいよ。予算が無いなら自分で練習して人前で堂々と喋りなさいよ。とか思っちゃう。

「EXTRA PREVIEW」でのさりげないアピールやもてなし方が、素敵なヒントになるじゃないかと思うけど、そういや「EXTRA PREVIEW」には、その手の会社員の方がほとんど来てないのでした・・・・。住んでる場所は同じでも、生きている世界が違うのかもしれませんね。









.

0 件のコメント:

コメントを投稿