2011/12/29

催し物いろいろ

年の後半は、色々な催し物が立て続けに開催されるのでとても楽しみが多いわけであります。
すなわち、10月後半から「べったら市」「酉の市」「神田岩本町ファミリーバザール」「やげん堀不動大出庫市」って続きますな。
この中でもやげん堀は歳末ということもあって、たくさんの人出で賑わうわけで、毎年楽しみにフリクエントしているのですが、どうも今年は少々大人しい感じ。いつも来ている獅子舞や伝統芸のパフォーマンスも無かったし、ちょっと寂しい限り。
ファミリーバザールに来てた漬物屋さんも見当たらなかったし。

とまあ、そんな感じでもたくさんの人があつまり、それなりに楽しめたですよ。
ちょっと足休めで屋台のフォーをいただく。
この屋台はいつも同じ場所に出店してて、たぶん夫婦でやってるんだろうけど、奥さんがタイの人らしく、とても本格でおいしいフォーが喰えるのです。店先に色々な調味料をおいて、自分で味付けコントロールできるのもいい感じ。
ともあれ、これで何とか年を越せる気分になるもんですが、まあ、フリーランスは年中仕事なので、毎日の続きの1日でしかありませんが、それでも気分は「歳末」的。


写真は両国橋の袂で撮った看板。
欄干と看板の間に見えるのが押上タワー。















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2011/12/18

ふろしき

最近、ふろしきを使っているのです、風呂敷。
ピロシキは好きですが、特に神保町のアソコか、新宿のアレのピロシキなんか絶品なんですが、今回はふろしきです。

とは言うものの、ワタクシの使っているのはジャパニーズな正しい風呂敷ではなくて、アジア雑貨店のワゴンセールみたいなので手に入れた300円とか600円程度の大きな布であります。以前からテーブルクロス代わりに使っていたのですが、絵を運んだりする時に使ったらどんなもんじゃろ?と、使ってみたら、これがまたイイ塩梅だったので、最近は風呂敷でおでかけ。

包むものに合わせていろいろ結べるので、袋よりも融通が利きますな。また、結構カラフルで可愛い柄のものがあるので、なんとなくシャレオツなところもいいでしょ?
片手で抱えるのもヨシ、2つ結んでぶら下げるのだってアリ。電車に乗る時は膝の上に乗せておけば安心だしね。

今日も高円寺まで、参加していた「ムーンライダーズ・トリビュート展 Vol.4」の搬出で、行きはちいさく折り畳んで、帰りは絵を包んでお持ち帰り、と言うのをやってみたですよ。いや、中々合理的で便利な感じですよふろしき。まあ、必ず片手がふさがるので、サイフから小銭出したりするときは少々往生しますが、それもまあ、楽しみのひとつとして、いかにスマートにふろしき持ちつつ小銭を出すかってのを研究してみようかと考えたりしているのです。

あ。ちなみに写真は、上記「ムーンライダーズ・トリビュート展 Vol.4」搬入時の時のスナップ。高円寺の油野美術館東京分室前で撮ったものです。手にしているのは出展作。包んでいるのはアオヤマの民芸品屋で入手した印度だかドコかの大きな布。猿や蓮根の素朴な図案がとても気に入っているのです。








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2011/12/15

今週土曜はアップルストア渋谷で、やります

今週土曜の早朝は、
おなじみとなりましたアップルストア渋谷でのアニメーションセミナー「まつばらあつしのお絵描きアニメShow」その20回目は、フィルム時代のヘンなアニメーションを公開します。色々な作り方があるアニメーションの中でも、とびきりヘンなアプローチで、当時は少しだけ名が売れたものでありますよ(遠い目)。
というわけで、今月もアップルストア渋谷でお待ちしております。早朝の渋谷は、気持ちいいぞ。


「まつばらあつしのお絵描きアニメShow その20.1」
〜「フィルム時代のアニメーションを蔵出し公開」〜
アップルストア渋谷での、お楽しみ系アニメーションセミナー「お絵描きアニメshow」20.1回目の今回は、1980年代にアニメーション作家としてデビューした頃の、フィルム時代のインディーズアニメーションを蔵出し公開。もちろん映写機は使えないのでテレシネしたビデオでの公開になりますが、黒歴史的なまつばらあつしのフィルム時代の仕事を観ることのできるチャンス(笑)。話の種に、怖いもの観たさ的な感じでゼヒのぞきに、遊びに来てください。

もしよろしければ参加表明を
もちろん無料で、予約も不要です
http://atnd.org/events/23428





2011/12/11

不安なイラスト

過日、近所の陶器/金物屋さんで小さなお椀を買ったです。
卵を割ってかましたり、薬味を入れたり、細々使える小さなお椀が欲しかったので入手したわけですが、そのお椀に描かれているイラストが、なんとも昭和テイストというか、プラスティックの安っぽい質感にマッチしているというか、なんでしょうね、見ていると何となく不安な気持ちになってくる、不思議なイラストなのであります。


微妙なバランスの崩れ方といい、素体のデッサンのズッコケ具合といい、ワザとでは出来ない天才的なカンの悪さが、どうも不安な印象を与えているのかと、小一時間考えてしまいましたよ。
反対側はこんなの。
何の生き物か解りませんが。
つか、生き物かどうかも解らないけれど、楽しげな雰囲気でありながら観ている方は不安になると言う相反する気持ちが、なんとも魅力的であります。
ということで、楽しく使っているプラスティックのお椀のおはなし。今日もこのお椀で卵溶いてゲロた・・・・もとい、スクランブルドエッグをつくったのでした。







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2011/12/04

グループ展に参加するです

本日・12月4日(日)より10日(土)まで、東京は神田神保町にある「文房堂」という旧いビルの由緒あるブンボーグ屋さんの4階にある「文房堂ギャラリー」にて開催される
「多摩美術大学校友会小品展2011」
に、小さな絵を1点、出展しております。なんたって「小品展」ですからね、小さいです。

ちょっと期間も短いですし、参加人数がえらく多いので在廊しているわけには、なかなか参りませんが、もしよろしかったらぜひお越しください。神田界隈のお買い物、ヴィレッジヴァンガードやキントト文庫のついで、キッチン南海やジローでメシ喰った後でも構いませんので、シクヨロなのであります。

「多摩美術大学校友会 小品展2011」
2011年12月4日(日)〜10日(土)
午前10時〜午後18時30分
(最終日は17時でclose)

文房堂ギャラリー
東京都千代田区神田神保町1-21-1
文房堂ビル4F
(店内のエレベータで4Fまでお上がりください)





















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2011/12/03

書割りの押上タワー

押上タワーこと、東京スカイツリーが天辺までできてだいぶ経ったですよ。いまでは玄関出るたびに目の前に見えるし、毎日のように通る橋の上からもよく見えるので、だいぶ慣れてきたような気はするのだけれど、つらつら眺めていると、やはりその不自然な巨大感というか、まるで遠くのホリゾントに描かれた「書割り」のような感じがして、まあソレはそれで面白いかなあと。
でも、夕方の清洲橋辺りから眺めてたりすると、ほら、なんか書割りみたいな感じでウソくさいでしょ?ハリウッドのマッとペインターの方が上手いじゃんって言いたくなるような作り物感。いや、実際にはデッカイ作り物なんですがね。
で、正直、この書割りみたいな容姿をみるのは悪くないです。先にも書いたけどさ、不自然な感じを楽しむのにはいい塩梅です。特に夕刻はオススメだな。浅草橋側のテラスから眺めるのも、ウソ臭くっていい。
とはいうものの、東京タワーほどエレガントな姿ではないのが残念、まあ、そのうち見慣れるンじゃないかなと思う。

さて、この「東京スカイツリー」と言う名前は公募で選ばれたものでありますが、実はワタクシも密かに応募してました。みんなにはダマってたんですけどね。で、どんな名前にしたかって言うと・・・

「凌雲閣」。あと一つ「新凌雲閣」(笑)。
ご存知の方もいると思うけど、凌雲閣というのは、むかし浅草にあった日本で最初の高層タワー・いわゆる浅草十二階ですな。十二階は関東大震災で折れちゃったけど、ぜひこの「凌雲閣」の名前をを復活させて欲しかったわけであります。きっと他にもこの名前で応募したヤツいるよ、間違いなく。

まあ、僕らの世代では、本家の十二階は無論見る事はかなわなかったけど、ダミーでつくられた仁丹塔は中々のなじみがあったのです。雷門前の交差点を渡る時、西側にそびえてた仁丹塔は、夕日をバックに中々美しかったんだけどね。これもいつの間にか無くなっちゃったし。

しかし凌雲閣と言う名前、地震で折れそうだから縁起が悪いか?
いや、それに耐えてこその凌雲閣だと思うんだけどな(笑)。せめて名前だけでもエレガントであって欲しいなあと、あらためて思っているのであります。

浅草凌雲閣

浅草仁丹塔









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