いつものことながら、慰霊堂の周りの道は露店であふれ、子供たちが走り回るお祭り騒ぎ。靖国神社の「みたままつり」もそうだけど、本来の目的というか、意味をちゃんと次の世代に伝えなきゃいけないんじゃないかと不安になるが、そんなことゆうなら自分でやれよ、と思ったりするので、「みたままつり」も9月1日の慰霊祭にも出向いて行くわけです。
今年はいつも演奏していたモンゴルの二胡弾きの方が居なかったので、ちと寂しい気もするけれど、まあ、坊さんが団体でお経を唱えるのは、正に迫力というか、タマシイが揺さぶられるような気持ちがして、なかなか得難い体験ができます。
暑い日差しの中、お参りに来るのはほとんどが御老体の方々。あと数年もしたらコの人たちの姿も見えなくなり、この風景も様変わりするだろうな、と感じるけれど、周りの露店で遊んでいるたくさんの子供たちの何人かでも、慰霊堂で手を合わせ、記念館でその被害などを見聞きれば、きっと次世代に繋げられるんじゃないかと思ったりもするのです。つか、その親たちもお祭りのつもりで来てるから、慰霊堂にはほとんど入ってこないのがどうにもヤバい感じがしますが、まあ、少しづつでも進んで行けばいいのかな。そんなこと言ってる間に、次の大地震来ちゃいそうな気もするけどさ。
広場ではTBSラジオが、持ち込んだラジオの修理をその場でしてくれたり、消防庁は起震車を、区役所はハザードマップや家具止めのL時金具の配布、そして自衛隊が活動内容のパンフレットやポスターなどの配布でアピールしてたけど、繁盛してるのはTBSのブースぐらい。ドライバ持ってラジオ分解しているのが、若いお姉さんってあたりが現代風。ラジオの修理って、てっきり熟練したオッサンの職人がやるもんだってイメージがあったから・・・。
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