2011/01/04

Cマウント

昨年末に、ワタクシも参加している「懐中雑誌ぱなし」の編集長から、16mmムービーカメラのレンズを貸して欲しいと頼まれたです。ワタクシは16mmカメラを一台所有しており、そのカメラ(ボレックス16という、友人から預かって大事に使わせてもらっている個体です)には、ターレットと呼ばれるレンズを3本マウントしたまま装着できるシクミがあって、まあ、そこにCマウントと呼ばれるネジ込んでくっつける規格のレンズを3本、すなわち広角18mm・標準25mm・望遠75mmの3種類を常備しておくです。
で、そのうちの2本を編集長が最新のデジタルカメラに装着して楽しむ、という塩梅になったのが今回のお話。いや、旧いCマウントレンズが現代のデジタルカメラで使えるようになるとは、思いもよらなかったと言うか、おどろきましたが、おかげでつい先日までは二束三文で叩き売られていた旧いCマウントレンズが、中古市場で高騰しているという話も聴くようになった次第。

そんなに旧いレンズがイイのか?なんて思ってたんですけど、実際編集長がその場でワタクシの旧いレンズを装着して撮影してみたところ・・・・・

「すげーイイじゃん」

なんて言うのかな、レンズ径の小ささで周辺部にケラれが出たり、最近の光学系ではあり得ないほどの寝ぼけた感じの写り具合が何ともレトロと言うか、モロ昭和って感じでヨござんす。色味も何となく、というか、特に補正もナニもしてないのにレトロ調なのよ。つか、レンズが正真正銘のレトロモノなのであたりまえ、ではありますが(笑)。
いや、思わぬその写り映えに、ちょっと自分でもCマウントアダプタ買っちゃおうかな、なんて思っている正月早々のワタクシであります。

写真はその編集長の手による、ボレックスを持つワタクシ。カメラに装着されている望遠レンズは現在編集長が楽しく使っているはずです。どんな写真になるのか、とても楽しみなのです。







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