2009/08/31

浪速の玉突

過日、大阪で過ごした。
ちょっと興味もあり、天下茶屋と言う街の「安倍晴明神社」に詣でてきた。この旧い神社は住宅街の中にあってこぢんまりとし、また昔からの神木をそのまま残しているので、街中の異世界的な雰囲気がとても素晴らしかった。
が、その最寄り駅・阪堺電車「東天下茶屋」の鄙びた街並みが、またナンとも昭和の香り漂う素敵な街で、ホーム脇の店なんて「玉突」ですよ玉突。ビリヤードって言うよりもモダンじゃないけどカッコいい。ビリヤードという言い方には日活的なスカしたイメージがあるけど(笑)、玉突きとなると大映的な泥臭さがあって、この街には似合っている。多分中古の電車の、垢抜けない感じもグっとくるです。
どんよりとした空もまた雰囲気。東京では目蒲線沿線や世田谷線界隈の感じかな、とか思ったりする。いや、もう一度行ってみたい所であります。今度は堺まで足を伸ばそうかな、と思ってる。

9時追記
検索してたら、すごい偶然と言うか、ほとんど同じポジションから同じ電車が写っている写真をアップしている人のブログを発見。まるでデ・ジャ・ビュです(笑)。上の写真と見比べてみてね。日付で約一年の隔てアリ。



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